農業バイトはきついから止めといたほうがいい、という話は実際どうなのでしょうか? そもそも農業バイトにはどんなものがあるのでしょうか。 この記事では農業バイトの種類からきついと言われる理由、農業バイトをすることのメリットについてまで解説していきます。 農業バイトが気になっている方、是非お読みください。
目次
農業バイトにはどんな種類があるか
稲作

稲作は日本の代表的な農業であり、その多くは稲田で行われています。稲作のバイトは主に春から秋にかけて、稲作のさまざまなフェーズにおける作業を補助するものです。バイトの期間や内容は、気候や地域によりますが、以下のような作業が多いです。 稲作の最初のステップは春の田植えです。この作業は稲の苗を田んぼに植える作業で、通常は4月から5月に行われます。しかし、最近では機械化が進み、手作業で行うことは少なくなりましたが、一部の農家では伝統的な方法を維持しています。
田植えの後、水管理と草取りの作業が行われます。これらの作業は、適切な水量を維持し、雑草を除去して、稲が最適な環境で成長できるようにするためのものです。 そして、秋になると収穫の時期がやってきます。これは一年で最も重要な時期で、通常は9月から10月にかけて行われます。稲穂が黄金色に熟し、重さで垂れ下がった時が収穫の合図です。収穫はコンバインと呼ばれる大型の農業機械で行われますが、一部の地域では手作業で行うこともあります。
野菜・果物の収穫

野菜の収穫バイトは、レタス、トマト、キャベツ、じゃがいもなどの様々な野菜が対象となります。これらの作業は一般的には手作業で行われ、野菜の成熟度や大きさに応じて収穫する必要があります。野菜によっては一年を通じて収穫が可能なものもありますが、それぞれの野菜には最適な収穫期間が存在します。 一方、果物の収穫バイトは、リンゴ、桃、梨、ブドウ、柿、イチゴなど、地域や季節によってさまざまな果物が対象となります。収穫作業は果物の種類によりますが、大抵の場合、手作業で行われます。一部の果物は高い木から収穫するため、はしごを使ったり、高所での作業になることもあります。 これらのバイトは肉体的には大変ですが、新鮮な空気の中で働き、直接食べ物を生産するという実感を得られます。また、都会の喧騒から離れて静かな田舎で働くことは、リフレッシュする良い機会にもなります。
山菜の収穫

山菜の収穫バイトは、春から初夏にかけての短期間に集中して行われる仕事です。山菜はその新鮮さと独特の風味から高く評価されており、地元の人々だけでなく、レストランやスーパーマーケットにも供給されることがあります。そのため、山菜の収穫バイトは一時期に高い需要があります。 山菜の収穫作業は手作業で行われ、山林や森林を歩き回り、特定の山菜を見つけ出して収穫します。たけのこ、わらび、うど、こごみ、ゼンマイなど、地域や季節によって採る種類が異なります。 山菜を採るためには、各種の山菜を見分ける知識が必要です。間違った植物を採ってしまうと、食べられないだけでなく、有毒である可能性もあります。また、山菜が自生する場所を理解し、それが成熟するタイミングを把握することも重要です。 このバイトは、山や森の中で行われるため、体力と耐久力が必要とされます。地形は厳しく、天候も変わりやすいです。
農業バイトがきついと言われる理由
- 朝が早い
- 天候によってかなり悪条件の中作業するときがある
- 常に動き続ける必要あり
野菜の収穫などになると、早朝に行われることが多いです。これは野菜の鮮度を維持するのに、低温が適しているからです。 早朝の内に収穫し、低温状態で出荷することで、新鮮で美味しい野菜を提供できます。 また、屋外の作業を基本とするので、天候の影響をモロに受けます。 そのため、夏の暑い時期は勿論、雨などが降っているときも作業をしなければなりません。 そういったきつい条件の中、常に動き続けながら作業をこなし続けなければいけないのが農業です。 体力に自信がある人でも、最初はきついと感じると思われます。 自分の体力と相談して、それでも農業に興味があるという人は始めてみてもいいのではないでしょうか。
農業バイトのメリット
- 体力が付いて健康的になる
- 単純作業で簡単
- 対人ストレスが少ない
- 自然に囲まれて気持ちが良い
一番のメリットと言えば、やはり体力が付いて健康的になることではないでしょうか。 生活リズムも規則的になるため、お金も稼げて健康にもなれるのが、農業バイトの良いところです。 また、収穫は単純作業になるため、バイトで難しい事をしたくないという人にも向いてます。 居酒屋バイトのように、不特定多数のお客さんとやり取りをしなくて済むので、コミュニケーションをあまりとりたくない人も安心です。
肉体的な体力はあるけど、精神的な体力はあまりない、、、という方に農業のバイトは向いているのかもしれません。
まとめ:農業バイトは合わない人がやるときつい
農業バイトは体力のない人がいきなりやるにはきついです。 野菜・果物は好きだけど、体力がない、、、という方は、産地直売の販売員などがいいかもしれません。 無理して体を壊しては元も子もないですから、自分にあったバイトを見つけるようにしましょう。
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