田舎暮らしは健康的?田舎暮らしの私が感じる身体と心の健康とは!

田舎暮らしの健康

「田舎暮らし=健康」というイメージは大きいですよね。

でもなぜ、田舎暮らしに健康的なイメージを持つ方が多いのでしょうか?

その理由は、田舎暮らしをしている人たちの、ライフスタイルの中に隠されているようですよ。

都会生活とは異なった、田舎暮らしの環境の中に「健康」に繋がる「なにか」があるんです。

ということで今回は、実際に田舎暮らしをしている私が感じる、「健康」に繋がる「なにか」ついてお話していきます。

目次

田舎暮らしが健康的に感じる理由は?

「都会の雑踏の中での生活と、自然が身近にある田舎生活、どちらが健康的に生活できる?」

この質問に対して、あなたなら何と答えますか?

多くの方が、自然が身近にある、田舎と答えるのではないでしょうか?

田舎には自然が溢れ、空気が澄んでいて、身体に害がないというイメージですよね。

そういったイメージから「田舎暮らし=健康」というイメージが強くなっているのでしょう。

実際、田舎暮らししている私自身も、健康であることを実感しています。

私が思う、身体の「健康」に繋がる「なにか」は以下の3つです。

  • 食生活
  • 早寝早起き
  • きれいな空気

それぞれについて詳しく見ていきましょう

食生活

私自身が健康で過ごせている要因の一つは、食生活にあると思うんです。

田舎暮らしになり、都会生活のころと比較して、はるかに外食の回数が少なくなりました。

田舎には、都会のようにあらゆる場所にコンビニやファミレス、飲食店があるわけではありません。

時間をかけて外食するよりも、家で済ませる方が楽なことも多いんです。

外食となると、何を食べるかにもよりますが、家庭での食事に比べて、高カロリーの食事が多くなってしまいます。

しかし、家での食事が多くなることで、食事もバランスよく摂れるようになりました。

また、田舎ならではの旬の野菜が、手に入りやすく、おすそ分けもすごく多いんです。

近所の農家さんから、「売り物にならないから食べて!」とか、家庭菜園をやっているご家族から「家じゃ食べきれないから貰って!」なんてありがたい出来事があるんです。

おすそ分けでなくても、野菜の直売所が都会のコンビニ並みにあったりするので、新鮮な野菜を安く購入することが出来るんですよ。

おかげで、我が家の食卓にはいつも野菜がいっぱいです。

家庭菜園を始めてみようと思った時でも、とっても頼もしい野菜作りのプロがいるので、とても頼りになりますよ。

バランスの良い食事は、健康に欠かせないポイントですからね。

早寝早起き

何よりも田舎の夜は早いです。

都会では、夜遅くまで空いているスーパーや商業施設がありますから、夜遅くまで外出する機会が多くなりますよね。

しかし、田舎では夜遅くまで空いているお店も少なく、何よりも終電が早いんです。

地域によっては、22時以降は公共交通機関が動いていないところもあります。

車を持っていたとしても、お店自体が早く閉まってしまうので帰宅時間も自然と早くなります。

これは田舎暮らしのデメリットでもあるのですが、健康面から考えるとメリットなのかもしれませんね。

夜は家で過ごすことが多くなるため、自然と早寝早起きの環境が出来るんです。

早寝早起きは、体調管理の基本ですね。

早起きして朝陽を浴びながら、田んぼ道を散歩するの、とっても気持ちいいですよ。

きれいな空気

私たちは、常に呼吸しています。

呼吸することで体内に酸素を取り込み、肺から血液中に入り、身体全体に循環させ、いらなくなった二酸化炭素を外に排出します。

つまり、吸い込んだ空気が私たちの身体全体に回るわけです。

私たちが生きていくうえで欠かせない呼吸に必要な空気は、汚れているものより、きれいなものの方が断然身体にいいですよね。

都会は賑やかで便利な分、空気も汚れています。

「田舎は星が良く見える」という話を聞いたことはありませんか?

田舎は都会に比べ、ほこりや排気ガスの量が少なく、空気が澄んでいるんです。

星が良く見えるのは、空気がきれいで澄んでいる証拠です。

我が家の長女は、都会に住んでいた幼いころ、喘息に悩まされていました。

しかし、田舎での生活が始まると、発作を起こす回数が激減し、引っ越し後2年くらいで内服薬や、定期の受診が必要なくなるほど元気な身体になりました。

長女の喘息が、田舎暮らしになったことが直接的に影響しているかはわかりませんが、私自身は田舎の空気が娘に合っていたのではと思えてなりませんでした。

しかし、「田舎に喘息の子がいない」という訳ではありません。

あくまでも、わが子の場合ですので、その点はご理解くださいね。

田舎暮らしで心も健康に!

健康でいたいのは身体だけでなく、心が健康であることも大切ですね。

田舎には、心を穏やかにしてくれる環境があります。

  • スローライフ
  • 静かな環境
  • 自然に触れられる

どれも、心を穏やかにしてくれそうな言葉ですね。

ひとつずつ、詳しくお話していきますね。

スローライフ

田舎暮らしと言えば、スローライフという言葉が思い浮かぶ方も多いでしょう。

田舎での生活は都会のように、時間に追われる慌ただしいものではなく、1日がゆっくりと過ぎていくようにも感じます。

田舎暮らしが長い私は、都会に行くと、人の波に酔いそうになってしまうことがあります。

自分のペースで動くことが出来ず、周りの人に合わせて早足になってしまう事、自分の生きたい方向へ行けないことなど、移動するだけで多くのストレスを感じてしまうのです。

田舎ではそんなことありませんよ。

周囲の景色を眺めながら、自分のペースでゆっくりと歩くことが出来ます。

歩きながら、行き交う人と身体がぶつかるなんて状況は、お祭り会場や花火大火に行かない限り起きないかもしれませんね。

静かな環境

田舎には、都会のような賑やかさはありません。

静かな環境というと、「音がない」と感じるかもしれませんが、静まり返っているという状況ではありません。

都会のように、どこからともなく人の声が聞こえてきたり、車や電車の騒音に悩まされることは少なく、静かに時間が流れていきます。

街の中にいると人の声や、車や電車の騒音、人の足音など様々な音が慌ただしく、次から次へと耳に入ってきます。

私は、そういった音に対して「私も急がなきゃ」「周りに合わせなきゃ」と気にしなくていいことまで考えてしまうことがありました。

田舎では、そういった環境ではなく、マイペースに過ごせる環境が整っているように感じますよ。

ただし、カエルや虫の声は賑やかです。

夜になると、人の声よりもカエルの声の方が大きいこともありますが、最近ではそれすら全く気にならなくなってしまいました。

これも「慣れ」なんでしょうね。

自然に触れられる

田舎では、いつでも自然を感じることができ、生活のすぐそばに自然が溢れています。

自然に触れることは、心理学的にも心の状態が安定すると言われています。

道端に咲いている花、近所の木になっている果実、川の流れや海、虫の声や鳥のさえずり、夜空に光る星など、家の外に出るとたくさんの自然と触れ合うことができます。

私は、夕日が沈む海を見るのがとっても好きです。

仕事終わりに夕陽を見ると、1日の疲れが夕日に吸収されてていくような気持ちになるんです。

嫌なことがあった日でも、海に沈む夕日をみると、不思議と「明日も頑張ろう!」という気持ちが湧いてきます。

そういった環境が身近にあるのって、本当に幸せだなぁと感じますよ。

心を健康にする方法は、人それぞれ違います。

私のように、田舎の暮らしがノンストレスであり、心の安定を保てる方もいるでしょうし、逆に田舎の不便さにストレスを感じ、心が健康でいられない場合もあるかもしれません。

心の健康は、無理せず自然体で過ごせる環境の中で生活することが大切です。

あなたがあなたらしくいられる環境が見つかりますように。

田舎暮らしの私が健康のためにしていること!

ここまで、田舎暮らしの中で「健康」に繋がる「なにか」についてお話してきましたが、「田舎暮らしをするだけで健康になれる!」という訳ではありませんよ。

田舎暮らしの中で、健康に繋がるポイントはありますが、それだけではなく自分自身で健康のために行動することも大切です。

私自身が、日々の暮らしの中で健康のためにしていることを少しご紹介させてください。

  • 朝の散歩
  • 具だくさん味噌汁
  • 庭のガーデニング

朝の散歩

田舎の朝の空気はとっても気持ちがいいですよ。

そんな気持ちの良い空気の中、朝陽を浴びながらの散歩は、さらに気持ちがいいものです。

「散歩は毎日の日課です。」と言いたいところですが、お弁当作りからスタートする平日の朝は、散歩する余裕なんてありません。

そのため、私が散歩するのは、休みの日の朝余裕のある時のみです。

「休みの日は、必ず散歩に行く」と決めればいいのかもしれませんが、義務的にしてしまうのは私の性格に合いません。

「余裕のある時に行けばいい」くらいのゆるい感じの方が、今の私に向いている気がします。

朝の散歩を始めて4年くらいになりますが、体重も減り健康体ですよ。

具だくさん味噌汁

我が家の食卓には、必ず味噌汁が並びます。

その味噌汁ですが、常に野菜たっぷりの具だくさんなんです。

先ほど話をしたように、田舎生活では新鮮な野菜が手に入りやすいので、冷蔵庫の野菜室はいつもいっぱいです。

野菜がたくさんあることは嬉しい事なんですが、食べきれずにダメにしてしまうこともありました。

そこで、私は何でも味噌汁に入れてしまおうと考えたんです。

普通なら捨ててしまうような、野菜の皮だって味噌汁に入れれば、おいしく食べることが出来ます。

野菜は皮と実の間に、たくさんの栄養が含まれていますから、味噌汁に入れることで、その栄養を逃すことなくなく取り込むことが出来てしまうんです。

また、野菜嫌いだった次女も、なぜか味噌汁に入れるとなんでも食べられるという、ちょっと変わった子でした。

それもあって、我が家の味噌汁は常に具だくさんなんです。

味噌汁は、野菜から溶け出したうまみや栄養がたくさん詰まった健康メニューです。

庭のガーデニング

我が家の庭では、季節ごとに様々な植物を育て、ガーデニングを楽しんでいます。

ガーデニングにチャレンジしようと思ったきっかけは、お隣さんの庭でした。

家を建てるために、現場に向かうたびに、隣のおうちにはたくさんの花が咲いていたのです。

その奥さんの勧めもあってガーデニングを始めたのですが、これがまた奥が深くて楽しいんです。

休日には花の手入れをしながら、お隣さんと世間話をする。

そんな他愛もない時間が、私の心を和ませてくれます。

仕事ではストレスを感じたり、精神的に疲れたりすることもありますが、休日にリフレッシュして、また頑張ろうと思えることが幸せでもあります。

まとめ:田舎暮らしで身体も心も健康に

「田舎暮らし=健康的」というイメージは、人によって感じ方は違いますね。

田舎の自然に癒される人もいれば、都会の賑やかさが好きと思う人だっています。

健康とは、それぞれの「生きる力」が強いかどうかです。

田舎の空気がきれいでも、田舎の環境にストレスを感じてしまえば、生きる力は弱まり、健康になれないかもしれません。

逆に、都会の環境でも、自分の好きなことをし、心が満たされていれば、自然と生きる力が湧いてくるものです。

大切なのは、あなた自身が無理せず自然体で過ごせる場所であるかどうかです。

あなた自身が、あなたらしく過ごせる場所が生きる力を強くしてくれますよ。

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